1. 確かに「派遣社員」が実行犯なんだけどアグリフーズとかとは構造違うよね
ベネッセコーポレーションの通信教育サービスを利用している顧客の個人情報が大量に流出した問題で、情報を持ち出した疑いがある外部業者の派遣社員が、警視庁の任意の事情聴取に関与を認めたうえで「金が欲しくてやった。名簿は金になると思った」などと話していることが、関係者への取材で新たに分かりました。
確かに「派遣社員」だけど、アグリフーズとか秋葉原無差別殺傷事件とは違う話じゃないのかなあ。
技術畑で働いていれば理解できると思うけど、この「派遣社員」は正社員だよ。技術者の派遣で一般派遣は普通あり得ないので特定派遣でしょ?特定派遣であれば、受け入れているベネッセサイドから見れば確かに派遣社員だけど、本人の身分は協力会社の正社員だよね。雇い止めとか仕事なくなったら即クビとか、そこまで酷い労働条件ではないはずだよ。
#もちろん問題がないとは言わない。日本企業の技術力の空洞化とかいろいろ言いたいことはあるけど今回は別件なので触れない方向で。
2. ベネッセの体制を批判しまくられてるけど、このレイヤーに裏切られたら情報守れないよね
ベネッセを極悪人みたいに言ったり、ベネッセの管理体制が甘々だとかdisるコメントを結構いろんなところで見たけど、いやどうかな?バックエンド部分を派遣技術者に頼るのはどこでもやってることだし、あんまりガチガチにしたら可用性下がって毎度の現場の工夫でどうせグダるし。そもそもDBの管理者レベルのやつに裏切られたらどうにもこうにもならないよね。
事件が発覚すれば、普通は誰がやったか絶対にバレるから、そこが抑止力になるんだけど、よほどの馬鹿か、よほど金に詰まってるか、なんらかの自分が後で捕まっても今なんとかしなきゃいけないような事情があるかすると、そんな抑止力は効果発揮しなくなるのが痛いところだよね。結局、猫に魚の番をさせるなって言う普遍的な話だよね。
ほかにもいろいろいいたいことあるけど、とりあえず今はココまで。
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続きを書いたよ!
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