さて、田母神が大変面白く知性あふれることをいうてるようですがw
ノーベル賞受賞の赤崎、天野、中村の3教授の皆さん、本当におめでとうございます。日本のノーベル賞受賞者はこれで22人になるそうです。韓国や中国には一人の受賞者もいないのです。日本国民の皆さん、日本がいかに優れた国か分かります。日本人としての自信を持ちましょう。
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) 2014, 10月 8
いや、「22人」って、中村修二氏や南部洋一郎氏をカウントしてるよね?だったら中国で産まれて現在アメリカ国籍をもってる人をカウントしないでディスるのは反則もいいところやろ?中国系のノーベル物理学賞受賞者
- 李政道 江蘇省出身。1957年、パリティ対称性の破れの研究でノーベル物理学賞を受賞。
- 楊振寧 安徽省出身。1957年、パリティ対称性の破れの研究でノーベル物理学賞を受賞。
- ダニエル・ツイ 河南省出身。1998年、分数量子ホール効果の発見によってノーベル物理学賞を受賞。
#ちなみにノーベル文学賞は莫言に先立って高行健が2000年に受賞している。高も受賞時には天安門事件の影響でフランスに亡命していて中国在住ではない。
香港も入れると、2009年に光ファイバーの研究で受賞したチャールズ・カオが、さらに出生地を大陸中国に限らなければ、中国系では他に、サミュエル・ティン(1976年受賞)、スティーブン・チュー(1997年受賞)が挙げられるだろう。
「平和賞や文学賞を除いて物理学賞だけなら田母神の言葉の意味が分からんでもないが…」と言っている人もみかけたけど、実は、歴代の中国系受賞者は物理学賞に偏っている。2014年現在で、中国系受賞者の総数は、上述の物理学賞が6人、その他、化学賞2人、文学賞が2人、平和賞1人のはずや。
2009年のカオ氏の受賞の際のレコードチャイナの記事にでは、そのあたりの事情を
同紙によると、米大学進学適正試験(SAT)や米・加大学院進学の共通試験(GRE)で、一般に中国人学生は数学の成績が特に優秀。数学の素養の高さは、他の自然科学に比べて物理学では一層重要で、物理学賞受賞者が多いことの要因とみられる。
なお、中国系の受賞者の特徴は、いずれも欧米への留学組で、現地の文化や研究環境の恩恵を受けていること。1957年の物理学賞受賞者、楊振寧氏は「米国人学生は興味が幅広く、自己研鑽のやり方は型破りで、いずれも自信家だ。中国人は関心が専門に偏り、自己研鑽は着実で、自信に欠ける」と述べ、米国人の積極性を称えている。また、米国の良好な研究環境が自身の研究の進展に影響したことを指摘、「私は中国で教育を受け、実験のほとんどを米国で行った。両国の教育方法の恩恵を共に受けた」と語った。と分析している。
ちょっと調べりゃすぐわかるんだから、せめてライブドアはツッコミぐらいは書いとけや。
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