2014年10月12日日曜日

中国系のノーベル賞受賞者

時々正気に返る帷子川や。今日はなんか正気なので罵倒する気持ちにならないのだった。

さて、田母神が大変面白く知性あふれることをいうてるようですがw

いや、「22人」って、中村修二氏や南部洋一郎氏をカウントしてるよね?だったら中国で産まれて現在アメリカ国籍をもってる人をカウントしないでディスるのは反則もいいところやろ?

中国系のノーベル物理学賞受賞者

  • 李政道 江蘇省出身。1957年、パリティ対称性の破れの研究でノーベル物理学賞を受賞。
  • 楊振寧 安徽省出身。1957年、パリティ対称性の破れの研究でノーベル物理学賞を受賞。
  • ダニエル・ツイ 河南省出身。1998年、分数量子ホール効果の発見によってノーベル物理学賞を受賞。
三人とも現在はアメリカ国籍だけど、受賞時の国籍は中国(当時は中華民国)だったはずだ。李政道と楊振寧は中国系初のノーベル賞受賞者でもある。彼らは受賞時にアメリカに在住していたので、2010年平和賞を受賞した劉曉波に「中国在住の中国人として」という枕詞がつくわけなのだ。

#ちなみにノーベル文学賞は莫言に先立って高行健が2000年に受賞している。高も受賞時には天安門事件の影響でフランスに亡命していて中国在住ではない。

香港も入れると、2009年に光ファイバーの研究で受賞したチャールズ・カオが、さらに出生地を大陸中国に限らなければ、中国系では他に、サミュエル・ティン(1976年受賞)、スティーブン・チュー(1997年受賞)が挙げられるだろう。

「平和賞や文学賞を除いて物理学賞だけなら田母神の言葉の意味が分からんでもないが…」と言っている人もみかけたけど、実は、歴代の中国系受賞者は物理学賞に偏っている。2014年現在で、中国系受賞者の総数は、上述の物理学賞が6人、その他、化学賞2人、文学賞が2人、平和賞1人のはずや。

2009年のカオ氏の受賞の際のレコードチャイナの記事にでは、そのあたりの事情を
同紙によると、米大学進学適正試験(SAT)や米・加大学院進学の共通試験(GRE)で、一般に中国人学生は数学の成績が特に優秀。数学の素養の高さは、他の自然科学に比べて物理学では一層重要で、物理学賞受賞者が多いことの要因とみられる。
なお、中国系の受賞者の特徴は、いずれも欧米への留学組で、現地の文化や研究環境の恩恵を受けていること。1957年の物理学賞受賞者、楊振寧氏は「米国人学生は興味が幅広く、自己研鑽のやり方は型破りで、いずれも自信家だ。中国人は関心が専門に偏り、自己研鑽は着実で、自信に欠ける」と述べ、米国人の積極性を称えている。また、米国の良好な研究環境が自身の研究の進展に影響したことを指摘、「私は中国で教育を受け、実験のほとんどを米国で行った。両国の教育方法の恩恵を共に受けた」と語った。
と分析している。

ちょっと調べりゃすぐわかるんだから、せめてライブドアはツッコミぐらいは書いとけや。

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「普遍性」という概念が理解できない

https://twitter.com/nikosugi/status/1273808151398060033?s=21 偉そうに。さして知的鍛錬もしなさそうなのに何様のつもりだ。