科学と民主主義はひとつのものの両面なんだと思う。だからこそ、スターリン政権下のソ連ではルイセンコ事件が起きたのに違いない。たぶん
— 菊池誠 (@kikumaco) 2014, 8月 2
典型的な論理的な誤謬を侵す物理学者とはいかがなものか。
民主主義社会の方が科学が健やかに機能しているように観察できるのは、民主主義と科学が健やかに機能するために必要な基板に共通部分が多いからであって、民主主義=科学であるからではない。
A=>民主主義、 A=>科学、故に、民主主義<=>科学などという推論を行うものが科学者とは世も末と言ったところだ。
民主主義にしても科学にしても、その担い手に対して、発言や行動の自由と経済的な保証がなければ健全に機能しない。逆に言えば、民衆が抑圧されていようが、科学の担い手が保護されていれば科学は健全に発展する訳で、だからこそ人類史上科学は発展してきた訳である。菊池誠の言う通り、民主主義=科学であれば、とうの昔に科学は滅びていただろう。
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