久しぶりのエントリーはこの話題。
トヨタのこの自動運転のデモで、警察庁と国交省がカムチャッカファイヤー(古)だという件。
警察庁と国交省が激怒!トヨタが首都高で“違法”自動運転を実演 | ビジネスジャーナル
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そもそも、この記事そのものが相変わらずのサイゾークオリティーなので、ほんまにそんなことあったんかい程度の与太話と思ってええんやと思うよ。実際にトヨタが事情聴取も検挙されていない時点ではねえ。
だいたい道交法違反てどういうこと?もっと具体的に書けや(呆)多分、安全運転義務の安全操作義務の違反かなんかと言いたいんだろうけど、ずーっと両手放しで運転している訳ではないんやからねえ。手放し運転を安全運転義務違反とするかどうかは状況で左右されるから(「手放し」というだけで違反とはされない)、速攻で違反と即決できる内容ではないやろ。
ただ、国交省は自律型自動運転に関して長年拒否反応を示しているので(道路に埋め込んだ何かで制御する自動運転がやりたかったんやで、あいつらw)、国交省内部のそういう連中が嫌がらせ的にコメントを流している可能性は否定しきれんかな。
それそりもちょっと気になったのは一部のブックマークコメントかな。
足を引っ張るなという意見は、技術開発のためには一般市民を危険にさらしても良いと聞こえる。役所のメンツの話に矮小化すべきじゃない。許可の得ていない新薬をパフォーマンスで一般市民に飲ませた様な話でしょ。(Link)いや、あれは新薬やないやろ(苦笑)
あのレベルの手放し運転デモンストレーションを「新薬」と例えるのは、今の世界の自動車のレベルを認識していない発言やと思うなあ。
報道の尺が短いのでよくわからないけど、あのトヨタの実験は自動ステアリングや自動アクセル&ブレーキ操作は革新的部分ではないと思うよ。あそこはもはや現行の一般販売車でもできるレベルであるからこその公道でのデモンストレーションやないの?TV的にはキャッチーなのかもしれんけど、トヨタがアピールしたいのはほかの要素(新機軸のセンシング要素とかさ)のような気がわしにはするなあ。
現行の高級車に装備されているレーンキーピングアシストとアダプティブクルーズコントロールを使用すれば、高速道路であのレベルの自動運転は今直ぐにでも体感できる。つまり、実際の首都高速には、あのレベルに近い車任せの運転者がある程度もう存在する時代なんやで?
国交省の規制の問題であかんのやけれども、高速道路での高度な運転支援は実用レベルのものになっているんやで。
そういう現状の技術レベルへの不理解もビジネスジャーナルの記事の背景(書かれた背景やまじめに読まれちゃう背景ね)にはある気がするなあ。
免許持っている人は、是非一度試乗してみてな!
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