問題は、当選した場合に連座して当選取り消しになるかどうかですが、各党陣営でも認識しているとおり、これも事件となれば連座は免れ得ないという ことになります。その意味では、どのような選挙活動を渡邉さんがしようと、またどれだけ得票しようと、現状で然るべき措置が取られるのであれば自動的に落 選という前提で考えてよいのではないでしょうか。
むしろ、公職選挙法違反であるというアピールを野党陣営や東京都民が然るべき粒度で行う必要があり、また、渡邉陣営としては「そのような事実はな かった」と強弁して対抗するわけでありまして、ビデオは捏造だ、あるいは立候補を決めるはるか前に撮影したものだ等の申し開きを準備し、証言が出ないよう 細心の努力を払う必要があるように感じます。
ワタミ前会長・渡邉美樹氏は落選運動をするまでもないかもしれないこの件に関しては、山本一郎氏は楽観的に過ぎるんやないかとおもうねん。
確かに、こういう経営者が名誉欲に駆られて立候補する場合、 会社の幹部連がうざい創業者を追い出す策略としておだてて立候補させて帰る場所なくしちゃうっていうパターンである場合はいくらでもあるからね。会長職を退いているとか、ドンだけ社内で人望ないか分からないけどいろいろリークされているとかは、このパターンやないの?という疑念が湧き上がるのは当然の思考やろう。
でもなあ、そういう場合は、維新政党・新風とか国民新党とか新党大地とか、反動系や保守系のようわからん弱小政党からの立候補だったりするのが圧倒的に多い中で、今回の立候補は、総裁たる安倍晋三からの直々の出馬要請があった上での大正義自民党からの出馬なわけやん?会社追い出されパターンやないと思うねんなあ。
そう考えると公職選挙法違反の線でつぶれるって言うのはないと思うねん。なにしろ長年にわたって、役所とか独立行政法人とかで自民党への投票強要的なあれがまかり通っていたにもかかわらず、自民党が公職選挙法違反でどうしたなんて聞いたことないもん。テレビで追求しなきゃ、この野蛮の国日本では問題は存在しないんやで。うやむやで流されて渡邉参議員様が問題なく誕生するだけだろうて。
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